HOW TO USE*使い方

フローラルフォームを使う(1)

アレンジを作るときに欠かせないのが、フローラルフォームです。

どれを使っても一緒でしょ?と思われている方、そうではありません。
フォームにも種類があり、使用する花材や目的で使い分けることが必要になってきます。

フローラルフォームってなに?


お花をしっかり固定するための使い捨てのスポンジのこと。



フェノール樹脂やウレタン樹脂などで作られており、
栽培のための道具ではなく、お花をアレンジするために使います。

スポンジとは言っていますが、触感は「ふわふわ」というよりは「ぱさぱさ」しています。
粉っぽく、弾力性に乏しいです。
指で表面を指で押される方がいらっしゃいますが、押した跡が元に戻ることはありません。
へこみ、傷、花の挿した跡は、時間がたっても元に戻りません。

基本的にはフォームの表面が見えないようにアレンジしていきます。
アレンジを作る際には、表面をモス(苔)で覆っておくなどしてください。
アレンジで表面がまったく見えなくなるようでしたら、この作業は不要です。

フローラルフォームに種類はあるの?


フローラルフォームには大きく分けて3つの種類があります。


・生花用フォーム

・造花用フォーム

・カラーオアシス

それぞれ、花材や用途によって使い分けます。
形はブリック型(直方体)が最も一般的ですが、ハート型やリース型、ブーケ用のホルダーが付いたもの、球形や円錐などさまざまな形があります。
アレンジの目的によって使いやすい形のものを選んでください。

では、フォームの特徴を見ていきましょう。

生花用フォーム

オアシス、アクアフォームと呼ばれることもあります。
吸水性があり、十分に水を含ませると98%が水分となり、生花を挿してもほとんど水につけているのと同じ状態になります。
水を十分に吸わせた状態で使用することを目的としているので、造花には向きません。
しかし、後に出てくる造花用フォームよりも柔らかいため、小さめの造花やプリザーブドフラワーのアレンジに使用されることもあります。

造花用フォーム

主に、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーのアレンジに使用します。
ウレタン樹脂製のフォームで、給水性はありません。
アレンジを固定するときに、グルーガン、ホットメルトなどの熱を帯びる接着剤を使用しても溶けることがありません。
生花用フォームより硬いため、造花やプリザーブドフラワーのステム(茎の部分)もしっかり支えることができます。

カラーオアシス

スミザーズ・オアシス社から販売されている、色のついたウレタン製のフォームです。
生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、すべての花材に使用できます。
生花用フォームに比べると硬めですが、造花用フォームよりは少し柔らかめです。
白、ピンク、グリーン、ブルーなど、カラーバリエーションも豊富です。

「フローラルフォームは、表面を隠すことが基本」と先ほどご説明しましたが、カラーオアシスに関してはその必要がありません。
ガラスやワイヤーかごのようなフォームが見えてしまうアレンジ、フローラルフォーム自体をベースとして見せるアレンジに使用できます。

次回はフローラルフォームの具体的な使用方法をご紹介いたします!