HOW TO DECORATE*飾り方

一輪挿しを飾る(1)

お花を飾りたい!でもアレンジなんてできない!
そんな方はまず、一輪挿しから始めてみましょう。
一輪のお花でも、飾り方でとっても素敵なインテリアになります。

1.好きなお花を選ぶ

気に入ったお花なら何でもかまいません。ステム(茎)の長さも気にせずに選びましょう。

2.飾る器を選ぶ

お花の大きさに合わせて、器を選びましょう。
お家にあるガラスのコップやジャムなどの空きビン、空き缶がおすすめです。
ぜひおうちにある入れ物を使ってみてください。
一輪差しに向いている形は、器の口の部分が細いもの。お花がぐらつきにくいです。

こんなときはどうするの?:花が動いてしまうので固定したいとき


一輪挿しだと器の中で動いてしまって、きれいに飾れない……
そんな経験ございませんか?

中に詰め物をする



新聞紙や和紙を器の中に詰めることで、花が動いてしまうのを緩和できます。

器の口の部分にセロハンテープを貼る



花を固定したい位置に合わせてセロハンテープを2枚貼ります。
動く範囲が狭くなるので、口の広い器でもお花を固定できます。

3.お花を整える

まずは花の花首をしっかり伸ばしましょう。
まっすぐ伸ばした状態のほうが、この後の作業がしやすいです。
ほかにも曲がっている部分があれば、できるだけまっすぐにしてください。

4.お花の長さを整える

器の長さに合わせてお花をカットします。
ほとんどの造花はステム部分にワイヤーが入っているので、普通のハサミではカットできません。
まず、周りの部分にハサミで切りこみを入れていきます。

ワイヤーが見えてきたら、ワイヤーの切れる工具(ニッパーなど)でカットしてください。

※陶器など器の中身が見えないタイプの場合は、ステムを折り曲げるだけでもOKです。
器の中で曲げた部分が引っかかって動きにくくなります。

5.余分な葉っぱを落とす

余分な葉っぱがあれば、このときに外しましょう。
差し込み式になっているものが多いので、簡単に外すことが出来ます。
外した後の突起をハサミで処理しておくと、よりきれいに仕上がります。

こんなときはどうするの?:使いたい花や葉っぱが取れてしまったとき
多くの造花は、差し込み式になっています



花や葉っぱを差し込むための突起が残っていれば修復ができます。
突起の先に、ボンドやグルーガンなどの接着剤をつけて挿しなおしてください。

6.器に入れて動きをつける

造花は中にワイヤーが入っているのでいろんな方向に曲げることが出来ます。
まっすぐなままより、すこしカーブをつけることでより生花らしく見せることができます。
花首を曲げてみたり、枝を広げてみたり、お好きな角度に調節してください。

こんなときはどうするの?:お花が重くて器が倒れてしまうとき
器の中に重石になるものを入れましょう


ねんどや石、砂がおすすめです。
見た目が気になるようでしたら、ビーズやビー玉、おはじきなどを入れてみてはどうでしょうか。