1.ミーティングとトレーニング

元来、職人仕事というのは長い年月と鍛錬が必要でした。料理の世界でも、掃除3年、皿洗い3年、道具の手入れ3年、10年してやっと食材に触らせてもらえる…、というような修業期間が必要でした。年季は必要ではありますが、その中には本当に必要なものと、そうでないものがあったと思います。

これらのすべてを早く的確にするため、頭の理解と体の理解を交互に行ってゆきます。花びしで仕事をすれば、早く深く広く技術が身に付く。そういうミーティングとトレーニングになることを目指しています。そのために、社員全員で日々改善工夫しております。出来なかったことや、分からなかったことが、だんだんと身に付いてゆく楽しさ喜びは、何物にも代えがたいやりがいに繋がります。いずれにしても、教える側と教わる側の、強い目的意識が必要です。

 

2.朝礼と現場

朝礼では出来る限り具体的な仕事のありかたや、実践につながる話をします。ミニミーティング、ミニトレーニングになります。たまに身近な内容のビジネス本や、色んな分野のためになる本を全員に配ったり、新聞の切り抜きを皆で読み回すこともあります。
でも出来る限り、現場でその都度実践的に、教え・育て・身に付くようにしています。

一人ひとりが仕事が出来る人間になり、やりがいが生まれるために、その結果として、世の中と人のお役に立つことが、どれほど人生のいきがいになるかを感じて欲しい、体感してほしい。そのためにさまざまな工夫をするのが、私どもの一番の仕事だと思っております。

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