あえていえば、こういう能力のある人が欲しい、というのはありません。求人に関して一般的に求められる資質は次のようなものです。

コミュニケーション能力・積極性・自ら考え行動する能力・リーダーシップ・問題解決力・柔軟性・発信力・計画性などなど。
でも実際は、人には計り知れない無限の可能性があり、それは人の数だけあると言えるでしょう。人を定性・定量評価するのは大変難しい。まして人が人を判断するのはもっと難しい。人は何かのきっかけで変わります。或いは自分ですら気付かない何かがあるかもしれない。ひとりにひとつ、その人にしか出来ない何かを与えられています。

それでは花びしは、何を採用基準にしているのか。それは一言でいって、人を喜ばせたい、世の中のお役に立ちたいと思っているかどうかです。その為には、働くことが好きでたまらないと言える人です。或いはその可能性のある人です。人の為になるということが、結局自分の為になるということが分かっている人です。

私の話にしばしば出てくる、目的と手段の違いを明確にすることは、このことにも言えます。今もっているポテンシャルは、どうでもいいというわけではありませんが、それは目的を遂げるための手段に過ぎません。強い志を持っていれば、今の能力はそれほど問題ではないのです。若いからなおさらです。私は今の年齢になるまで、能力を活かしきれない人を、あまりに多く見てきました。

人の喜ぶ顔がみたい、世の中のお役に立ちたいという思いは、人に備わる根源的なものです。働くことを通して社会に貢献するというやりがいは、何物にも代えがたいものがあります。働くってこんなに楽しい、面白い、人生でこんなに素晴らしいものはない。どんな仕事でも、人の為にがむしゃらに働いてきた人は、共通にこう話されます。こんなことが分かる人と共に働きたいと思います。

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